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WALL・E

巷で話題のWALL・Eを見てきました! ネタバレありありな方向でいきます

─名前は、ウォーリー。700年間、一人ぼっち。

700年間ずっと地球を掃除していたロボット(ウォーリー)のところに
ある日突然宇宙船が落ちてきて中からロボット(イヴ)が出てきてー
ってな感じのお話なのですが

実に深い。深いのです。
風刺的な作品だったのです。

700年間ウォーリーが地球を掃除している間、
人類はずーっと宇宙船でロボットに頼った怠惰ライフをエンジョイしていました。
移動から調理から何までぜーんぶロボット任せです。
そのせいで人類みんなブクブク肥えてファットマンです。
宇宙船の中に歴代の艦長の写真が並べられているのですが、
代を重ねるにつれその肥満度が増しているというえも言われぬ恐怖。
機械化社会の末路を表現しているのだっっ と思います。

なんやかんやあって
イヴが地球から植物を持って帰ってきたことで
艦長が地球の様々なことに興味を持つようになります
その探究心たるや 素晴らしいもので
まるで初めて辞書を引いて物事を知ることの喜びを覚えた時のような、そんな感じでした
忘れかけていた アツイものが こみ上げてくる感じだっ
ウォーリーが宇宙船に乗り込んでイヴに会いに行った時に
偶然知り合った人間のジョンとメアリーも
ウォーリーと出逢ったことで状況に違和感を持つようになります
情報統制社会の 統制された情報に違和感を持つ まさに現代の風刺 だと思います

そして艦長が地球に戻ろう!と決意するのですが
ここで反乱を起こすのが今まで宇宙船の主導権を実質握っていた「オートパイロット」。
昔の艦長の命令「地球には帰らない!」を聞いたままなので 今の艦長の言うことを聴こうとしません。
ついには艦長を閉じ込めて 徹底的に異分子を排除しようとしちゃいます。

そこで立ち上がったのがイヴとウォーリー
偶然にもウォーリーがイヴを助けようと暴走したことで
他のロボットたちの管理パネル的なものをぶっ壊しロボットたちの一部を制御下から解放します。
歓喜したロボたちはウォーリーの味方につき オートパイロットの管理下にあるロボたちと戦います
この辺りの展開がなかなか熱く 思わずうおおと 手に汗を握る迫力がありました
勿論 泣きました

オートの攻撃でボロボロになったウォーリーでしたが
艦長が必死に戦いオートに勝って イヴや人間、他のロボット達の協力もあり
無事に宇宙船は地球に向かうことになります

しかしウォーリー、オートとの戦いでほとんどの部品がぶっ壊れたせいで 壊れて 動かなくなってしまいます
地球についたイヴはすぐにウォーリーの住処に戻り 基盤やら何やらを一生懸命交換します
そして見事ウォーリーを修復!!したのですが データが飛んで ウォーリーの記憶はなくなってしまいます

それはそこ映画なので 奇跡が起きて勿論ウォーリーの記憶は復活し
ハッピーエンドになるのですが この辺りはもう少し掘り下げて欲しかったと思います


泣いたシーンは3つ
・ウォーリーとイヴが植物を無事確保して、宇宙船の外で二人で踊るように飛ぶシーン
・イヴが自分がフリーズしている間にウォーリーが一生懸命守っていたことを知るシーン
・ウォーリーが壊れて、イヴが修理して、記憶が消えてたけど復活するシーン

風刺やなんやかや言いましたが
やはり恋愛的な正統派感動要素には弱いです

あと、エンディングがおしゃれで 本編のアフターストーリーが描かれてるのですが
描写方法が 壁画→油彩→ドット絵 と進化していくのです
なんというか 最後の最後まで手を抜かないピクサーに 感心しきりでした

もっと書きたいこといっぱいあったのですが
上手くまとめられないので このへんで。

ウォーリーの充電音が MacのOS起動音だったのが 
昔、Macを使っていた自分にはプチ感動でした
ぼーん ってやつ

今年見た映画の中でも最高レベルに面白かったと思います
ぜひぜひ 多くの人に 見てほしい一作です
ストーリーも、技術も勿論よいのですが 何よりキャラクターの魅力を 見てほしい です

以上!

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